Growth Awareness Day

「子どもの成長啓発デー」 発足のご挨拶

2016年6月、念願であった「子どもの成長啓発デー(Growth Awareness Day)」が発足いたしました。
2014年、内分泌疾患の患者団体で構成する国際組織(International Coalition of Organizations Supporting Endocrine Patients)の会議がスイスで開催され、私も患者団体の日本代表として参加させていただきました。
その中で成長障害を啓発する記念日をつくり、世界に展開していくためのディスカッションが行われました。その会議の中でのアメリカやマケドニア等から参加されていた方の熱心な活動に衝撃を受け、グローバルネットワークの必要性を感じました。私自身、内分泌疾患であるターナー症候群家族会の相談窓口として長年活動させていただく中で思うことがあります。
それは我が子の身長や体重などの成長の遅れや過剰などの中に疾患が隠れていることに気付かず、親御さんが後悔される声を数多くお聞きし、疾患の早期発見・早期治療の重要性を痛切に感じてきたことです。そしてこの度日本においても、皆様方のご協力のもと、「子どもの成長啓発デー(Growth Awareness Day)」が発足する運びとなりました。

毎年9月20日は、お子さんの成長に目を向けましょう! 成長曲線は健康のバロメーターです!

内分泌疾患に関する正しい知識の普及、内分泌疾患の早期発見・早期治療の促進、成長曲線の普及と利用促進を目的に、全国の子ども達の健やかな成長を願い、そして21世紀を担う大切な子ども達のために、広く活動をしてまいりたいと思っております。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

2016年6月吉日

子どもの成長啓発デー実行委員会 実行委員長 岸本佐智子

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